最終更新日:2015年09月28日

日焼けした肌では脱毛ができないってほんと?なんでなの?


日焼けをしていると脱毛ができない、と言われることがあります。

これは、クリニックでもサロンでも同じ。
脱毛できない可能性があるので、以下で日焼けと脱毛の関係をよく理解しておきましょう。

日焼けをしていると脱毛効果が薄れます

脱毛器から照射されるレーザーや光は、肌の毛根組織に反応する仕組み。なぜ毛根に反応するかというと、そこにメラニンと呼ばれる黒い組織があるからです。脱毛器は、メラニンを見つけた瞬間に、脱毛レーザーを照射する仕組みなのです。

ところでメラニンとは、肌に見える黒い部分のこと。肌の黒い部分は、なにも毛根だけではありません。シミソバカスほくろ、そして、日焼けした肌そのものもメラニンを多く含んで黒くなっています。

日焼けのままする脱毛の危険性とは?

日焼けした肌では、脱毛器が誤作動してしまい、毛根でない場所にもたくさんレーザーを照射することになっていまいます。そうなると、肌はあちこちにヤケドを起こします。

クリニックとしては、患者にヤケドをさせるわけにはいかないので、必然的にレーザーの出力を弱くしなければなりません。出力の弱いレーザーでは、高い脱毛効果が期待できません。このような理屈で、「日焼けしていると脱毛効果が薄れてしまう」と言われるのです。

日焼けしていると脱毛時に強い痛みをともなう

日焼けしている肌に脱毛レーザーをあてると、上で説明したように、肌のあちこちで脱毛器が誤作動しバシバシとレーザーが照射されます。

医療脱毛器から照射されるレーザーは、毛根だけに照射されるときでも痛いと言われ、中には麻酔を使用して施術を行なう人もいるほど。

それが、日焼けしていると、肌のあちこちに照射されるわけですから、ひどい痛みを伴うことは覚悟しておかなければなりません。

日焼けをしていると肌トラブルを起こす可能性が高い

日焼け肌は、厳密に観察すると、皮膚全体に軽いヤケドを伴っています。ヤケドを伴った肌は、バリア機能が完全ではないため非常に敏感で、小さな刺激でも肌トラブルを起こす可能性があります。

そんな日焼け肌に、強烈なレーザーを照射すると、どうなるでしょう?まず、ヤケドを悪化させるリスクがあります。雑菌が入って炎症を起こしてしまうかもしれません。他にも、肌に起こりうるリスクは様々想定できます。

結局日焼け肌の人はどのように脱毛すればいいの?

夏になって思い立ったように脱毛を始める人がいますが、その時点で日焼けしてしまっていたら、ちょっと立ち止まってください。

そもそも、脱毛を夏から始めるのは、タイミングが悪いのです。クリニックで一回施術をすれば、すぐにツルツルの肌が手に入れられるわけではありません。

約2ヶ月に一度、合計で5回~7回程度、クリニックに通院して脱毛が完了します。つまり、脱毛は、1年がかり、2年がかりの仕事なのです。

ただ、2回、3回めくらいで、だいぶムダ毛が減るのは確かなので、夏に向けたタイミングとしては、秋や冬に脱毛を開始するのが良いでしょう。とくに冬であれば日焼け肌もだいぶ落ち着いているはずです。肌トラブルの可能性も少なくなるでしょう。

日焼け肌の人は脱毛をしないことをおすすめします

よって、日焼けしてしまった夏に脱毛を始めようとするならば、最良の選択肢は、中止することです。肌トラブルを起こす可能性、また、夏に始めても夏に脱毛は終わらないということを考えても、その時期に脱毛を始めるのは得策ではありません。夏の脱毛を中止して、秋か冬に延期してしまいましょう。

日焼けしていたら絶対に脱毛ができないの?

上で説明したような理由で、日焼け肌は原則として脱毛ができません。クリニックでもサロンでも、通常は申込を断られるでしょう。

クリニックとサロンでは脱毛の方法に違いがあるといっても、毛をなくそうとする点では同じ。

ただし、です。絶対に脱毛できない、というわけではないので希望を捨てないように。その日焼け肌が、果たして脱毛器が誤作動するほどのものなのかどうか、という点はプロにしか分かりません。

自分ではだいぶ視野消してしまったと思っていても、クリニックからすれば、大した日焼けではないかもしれません。

もし脱毛を希望する人は、まずカウンセリングに行ってみることが大切です。そのうえで、可能であれば脱毛を開始し、難しいようであれば、いつから始めるのが適切かを医師に相談してみましょう。

日焼けと脱毛の相性は×

以上、日焼けと脱毛の関係について解説しました。

ちなみに、日焼け肌でも比較的影響が少ないと言われる脱毛器があるので、もしクリニックに相談する場合には、導入している脱毛器を確認してからにしましょう。

たとえば、ダイオードレーザーという部類に属する医療脱毛器「ライトシェアデュエット」は、日本人のようは有色人種の肌にも、肌トラブルが起こりにくいとされています。毛根以外のメラニンには反応しにくい特殊な機械です。

いずれの脱毛器を導入しているにしても、まずは、脱毛する際には日焼けは避けること。これが基本です。

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